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【座談会】新人エンジニアの頃、どんな感じだった?

2025/04/21
kaminorseかみの
もくじ

いつもお世話になっております!

開発担当、かみのでございます。


今回のブログも座談会形式でお送りいたします!


テーマは

「新人エンジニアの頃、どんな感じだった?」

です。


例の構文の様ですが、「だれでも最初は新人」です!

というわけで、メンバーに自分の新人エンジニアの頃がどんな感じだったかを聞いてみました!

参加メンバー

avatar しゃちょう
しゃちょう

代表取締役社長。

創業者なので会社としては一番先輩。

avatar りょう
りょう

弊社開発担当。

業界歴では一番先輩。

avatar みらい
みらい

弊社開発担当。

実は前職でもかみのの先輩。

avatar かみの
かみの

弊社開発担当。

今のところ一番後輩。

座談会

かみの

今回のテーマは「新人エンジニアの頃、どんな感じだった?」です!

みなさん今では立派なエンジニアですが、新人だった頃があるはずです。

そんな新人だったあの頃を振り返りながら、今エンジニアを目指している方々のモチベーションにつながるような話ができればと思っております!


まず、それぞれスタートラインが違うと思いますが、エンジニアになる前は何をしていましたか?


私は大学生で情報学部に在籍してました。

なので、情報学という学問としての知識という点では、まわりの1年目エンジニアより多少ながらあった状態でのスタートでした。

ただ、プログラミング的な部分に関しては触りしか知らなかったので、PGスキルはほぼまっさらな状態でした。

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みらい

エンジニア(社会人)になる前は、情報系の大学生でした。

PC、プログラムに関する学科だったのでハード、ソフトとも基礎的なことから学んでました。

使ってたPCが壊れて、卒論データが発表2週間前に吹き飛んだのも良い思い出です。


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りょう

文系大学生でした。

プログラムは触ったことも見たこともない初心者の状態でシステム会社に入社しました。


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しゃちょう

学生時代はコンビニなどでアルバイトをしていました。

特別なIT経験があったわけではなく、ごく普通の学生生活だったと思います。


かみの

次に、エンジニアになって最初の仕事はどんな感じでしたか?


私は前職に新卒採用でシステムエンジニアとして入社し、新人研修を受けさせていただいたあとすぐに、小さなプロジェクトの唯一のプログラマーになりました。笑

今思えば同期と比較しても『それだけ早い段階で評価いただいていた』と思えますが、当時はいきなり責任重大でスパルタだなーと思っていました。笑

先輩エンジニアの作成した仕様書を確認しながらのコーディングを経験させていただき、その仕様の確認の中で「Dependency Injection」や「Singleton」、「DAOパターン」や「MVCモデル」といったデザインパターン等を学びました。

今では「レガシー」と呼ばれるようなデザインパターンも含まれていますが、その経験は今でもいきていると感じています。

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みらい

一番初めは、先輩が開発されていたシステムのテスターでした。

テスト仕様書に書かれたテストケースに沿って、画面操作を行うのですが、画面と仕様書に書かれていることが違ってたり、抜けていることがあって、先輩に質問しようと思ったのですが、システムリリース間近なのか社内の雰囲気が、ピリピリしててなかなか聞きづらかった記憶がありますね。

ただやる気はあったので同期と一緒にあれこれ考えてやってました。


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りょう

Excelを使って関数を教えてもらいながら資料を作成したり、既存プログラムを参考に既存画面のプログラム修正などだったと思います。


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しゃちょう

初めての業務は、Excelマクロで作られていた小規模な社内システムの改修でした。

業務用語もシステム構成も分からないことだらけで、「歩留まりって何?」と頭がいっぱいになったのをよく覚えています。


かみの

次に、どのくらいでエンジニアとして自信がついてきましたか?


私は前職の最初のプロジェクトでがっつりプログラミングやユニットテストをさせていただいたので、プログラマー・テスターとしては半年くらいで「案外なんとかなるのでは?」と生意気にも思っていました。笑

ただもちろん、その頃の自分はド新人だったので、要求されている品質をなかなか満たせず、日々「全然だめだめだなぁ」ともおもっていたので結構メンタルはボロボロでした。笑

その後、別のプロジェクトでは上流工程や保守、改修、営業サポート等も経験させていただき、エンジニアになって2年たった頃にはプロジェクトリーダーもさせていただいたりと、かなり重用いただいたのでシステムエンジニアとしては2年くらいで仕事の全体像が把握できるようになっていました。

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みらい

3年目ぐらいに、システムリリースされた後のシステムを保守ほぼ私一人でやることになってからですかね。

お客様との打ち合わせや仕様検討は先輩と一緒にやっていたのですが、保守フェーズになってからは、私一人で開発を担当することになり、システム全部の機能を一人で担うとなると物凄いプレッシャーを感じました。

ただそこから徐々にシステムに関する理解が深まって、お客様との打ち合わせもこなせるようになったときに自分でできるという自信に変わりましたね。


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りょう

エンジニアとしての自信はかなり後からですね。

最初に入社した会社では周りの上級者たちに頼りながらプログラム開発を進めいく流れだったので、自信はあまりつきませんでした。

その後、別の会社に転職してから、自分一人でプログラム開発を進めるようになり、一人でやっていける自信がつくようになりました。


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しゃちょう

これは正直、今でも「完璧に自信がある」とは言えません。

ただ、初めの頃に感じていた「本当に自分にできるのか?」という不安はなくなり、今は「やっていける」という感覚に変わってきました。


かみの
すこし恥ずかしくなってきました…
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かみの

次に、エンジニアになる前に想像していた仕事のイメージどおりだったところと、想像と異なったところはありますか?


私がイメージ通りだったなと思うところはやっぱり、「だれかの生活や仕事の一部を置き換えるようなものを作る仕事」だというところですね。

実際にだれかの役に立ってよろこんでいただけるようなものづくりがしたい、というところがエンジニアを目指す出発点だったため、そこはばっちりマッチしていました。


想像と違ったなと思うところは、「思った以上に作業以外の準備や調整が重要だった」ことですね。

エンジニアになる前は、仕事のメインはずっとPCの前に向かってコーディングをする仕事思い込んでいて、そういう仕事がしたいと思っていました。

実際現場にはいってみると、お客様やプロジェクトメンバーとの認識合わせのための資料作成や打合せの時間がほとんどと言っていいほどコミュニケーションが重要でした。

どちらかというと人と話すことが得意とは言えないタイプでしたが、現場に入ってかなり鍛えられました。笑

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みらい

イメージ通りだなと思った点は、皆がパソコンに向かって仕事をしていたところですね。

IT企業なのでプログラミングをするにはパソコンが必須ですが、皆がパソコンに向かって仕事してるのが入社した当時はすごい光景だなって思いました。

想像と異なっていたところは、エンジニアなので、パソコンに向かってただひたすらコーディングするだけで良いものだと思っていたところですね。

実際は、コーディングと同じか、それ以上に人とのコミュニケーションが必要な仕事だったというところですね。

誰かが利用するサービスやシステムを作るわけですから、利用者(お客様)との打ち合わせをしたり、設計書を書いたり、人に仕事を依頼したりと自分の悩んでいること、考えていることを伝え、解決する能力が無いとこの仕事は出来ないなと思いました。

一人で仕事をするわけではないので当然なんですが、大学卒業したての頃は驚きましたね。


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りょう

プログラムの開発ばかりするイメージを持っていたので、当初2年くらいはイメージどおりに、パソコンに向かっている時間が主でした。

しかし、その後はパソコンではなく、プロジェクトメンバーや顧客など対人的なコミュニケーションが主体となってきたので、結果的には想像とは異なる仕事でした。


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しゃちょう

「ひたすらパソコンに向き合う仕事」というのは想像どおりでした。

ただ、人と話す時間が意外と多いことや、コーディングにも地道で泥臭い作業が多いというのは、入ってみてから気づいたギャップでした。


かみの

最後に、これからエンジニアを目指す方々や、今新人エンジニアとしてがんばっている方々へのメッセージをお願いします!


私からは「小さくてもたくさん開発にとりくみ、様々な経験を積む」ことが重要じゃないかな、ということです。

モノづくりに取り組む以上、やはり経験がものを言う一面も大きいと思っています。

様々な経験を積む過程で自分にとって苦しい局面をむかえることもありますが、それもまたきっと自分の糧になると思います!

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みらい

AIが台頭してきてエンジニアとしての技術力がより試される世の中になってきていますが、それでもこの道を目指している方や新たにエンジニアとしての一歩を踏み出された方は、常に変化し続ける技術の海に飛び込む勇気を持った方だと思います。

最初は、周りの凄さに圧倒されて不安になることも多いかもしれませんが、私は「何事にもチャレンジし、学び続ける姿勢」が一番大切なことだと思います。

コードがエラーだらけで訳が分からなくても、設計書の内容が理解できなくても、真摯に取り組めば、理解できるようになります。

焦らず、楽しみながら、自分のペースで成長してください。

応援しています。


ryo avatar
りょう

技術的な面だと、プログラムコードを覚えることも大切ですが、ネットで確かな情報や最新の情報を得ながら進めることが大切かなと思います。

情報検索のコツを掴むことも技術のうちですので、よく調べることも大切です。

あとは、コミュニケーションですね。

人と会話することや自分以外の人に見せる資料作成など、伝え方も経験を繰り返すことで上達していくので、今はあまり自信が無い方も仕事をしていくと自然に身につくと思いますので、あまり心配しないでください。


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しゃちょう

エンジニアを目指すなら、「一生勉強し続ける覚悟」は持っていた方がいいと思います。

どんなに年を重ねても新しい技術は出てきますし、学ぶのをやめた瞬間に取り残されてしまうような世界です。



…と少し厳しいことも言いましたが、自分が書いた1行のコードが誰かの役に立った瞬間は、本当に嬉しいものです。

それがこの仕事のやりがいだと思います。


新人エンジニアの皆さん、AIやクラウド、働き方の変化など、色々なプレッシャーを感じることもあるかもしれませんが、困ったときは一人で抱え込まずに、先輩やChatGPTのようなAIにも頼ってみてください。

案外ヒントをもらえることもありますよ。


かみの

今回もありがとうございました!

kaminorse avatar

まとめ

  • スタートラインはみんなバラバラ。
  • 最初の仕事は、テスト作業や資料作成、既存システムの改修などが中心。
  • 一人で業務を任される経験が自信に変わったケースが多い。
  • 「今でも完璧に自信があるとは言えないが、やっていける感覚はある」という声も。
  • 「ずっとPCに向かってコーディングする仕事」というイメージは半分正解で半分間違い。実際はコミュニケーションや資料作成、調整作業も非常に多い。

以上、座談会「新人エンジニアの頃、どんな感じだった?」でした!


今と当時では新人エンジニアを取り巻く状況も異なっているとは思いますが、参考になれば幸いです!

個人的にも先輩方のフレッシュな頃の話が聞けて、みんなはじめは一緒だったんだなと思えました!


情報のアップデートが多い、難しい仕事ではありますがそれだけやりがいもあります!

初めの頃は覚えることだらけで大変かもしれませんが、楽しみながら取り組めるといいですね!


それでは今回はこのあたりで失礼させていただきます!

引き続きよろしくお願いいたします!